フローリングの補修は程度を見て判断

フローリングの補修は、直したい箇所の傷やへこみの具合を見て、セルフで修理するか、専門の補修業者に依頼するかを判断するのが効率的です。DIYの流行を受けて、今では素人でも簡単に使える、フローリング補修キットなどがホームセンターや通販で購入できるようになりました。さらに、本当に小さなかすり傷程度であれば、そのようなキットを使わなくても傷を目立たなくする暮らしの知恵もインターネット上にはあります。ただ、あまりにも傷や汚れ、へこみのダメージが深刻である場合、素人の手に負えないケースがあります。

市販のキットでカバーできる規模はそれほど大きくありませんし、耐久性にも疑問があります。毎日素足やスリッパで歩くことを考えれば、何度も自分でキットを使いやり直すことになる可能性も否定できず、かえってお金も時間もかかってしまうかもしれません。しっかりとダメージのレベルを観察し、フローリングを扱う専門業者に依頼したほうがよければそうしましょう。フローリングの補修を業者に依頼するとなると、床の張替えリフォームのような大規模な工事になるイメージもありますが、より狭い範囲だけを新品同様に補修する方法もあります。

きちんと下見をしてもらい、相談をした上でどのような選択をするか、交渉するのがベターでしょう。毎日触れるフローリングだからこそ、定期的なメンテナンスを行い、日々の生活に支障が出ないよう、気をつけておきましょう。