2021/10/21

お風呂リフォームで心がけたいのが温度調整です。冬は寒い季節ですが、だからといってお風呂が寒いままで入浴すると、健康への影響が懸念されます。安全で快適に暮らせる住まいにするためにも、お風呂リフォームで冬でも寒くないようにすることが大切です。ポイントは入浴のタイミングで、しっかりと温度を暖かくできることです。
もともとお湯を張り、温かいシャワーを浴びる場所なので、寒いだけの空間ではありません。浴槽に張ったお湯が冷めにくくなれば、それだけでも保温効果になります。温かいシャワーを浴びたときの湯気が冷めにくければ、シャワーを利用するごとに温かくなります。ポイントは断熱性能です。
お風呂場だから寒くても仕方ないとあきらめてしまうのではなく、お風呂リフォームで断熱性能を備えさせて、浴槽のお湯の保温効果を引き出せるようにして、シャワーを浴びたときの湯気の温度が長持ちするようにしましょう。床暖房を施工するのも良い方法です。床暖房ならば、床下で温められ、暖かさが上へ上へと上っていきますので、自然な暖かさを満喫できるようになります。寒いお風呂で通常の暖房が機能しても、暖かな空気は天井へと集まり、床は冷たいままになっては安全とは言いがたいです。
二世帯同居世帯のように、高齢者に該当する家族がいるのなら、お風呂の温度差には配慮したほうが良いでしょう。理想的には、お風呂全体に断熱性能が働くように施工することです。天井と床の温度差を解消できるかがポイントです。お風呂リフォームは、壁の断熱性と、床暖房を組み合わせると良いでしょう。
快適で安全な環境に改善できます。